2. スピリチュアル

蒼い時|宇宙に呼び戻される脅威感

早朝、夢にうなされて目覚めました。
時計を見ると4:20。
2時台でなくてホッとしたところで、2度寝ができずにそのまま起きました。

明け方の空を窓越しに見て、ふと、40年以上も前に刊行された、山口百恵さんの「蒼い時」という本を思い出しました。

蒼い時 文庫編集部 (集英社文庫 126-A)

私は当時、中学生に成る頃でした。
日本中が彼女の引退で騒がれていた渦中にいたので波にのまれていました。

そして、引退後に出版されたこの本にとても魅了されました。
中学生の自分にも読みやすく、すらすらと活字が頭に入ってきて、あっという間に読み終えてしまうくらい吸い込まれていくストーリー展開。

ストーリーというか、自叙伝なのですが、とても、ミステリアスな印象の本です。

この本、
一度読んだきりで2度読み返ししてないのですが、未だに強烈な印象が残ったままです。
そしてもう、引越しやらなんやで手元にないのですが、もう一度読んでみたい本でもあります。          


蒼い時、とは、
早朝、まだ日が昇る前の暗い夜から明け方に変わっていく瞬間の空の様子、だったと記憶しています。

百恵さんが、その明け方の空を「蒼い時」と表現したのですが、思春期の自分にはその言葉が1番印象的で、今でもこの早朝の空を見ると、胸が痛いほど切なさを感じます。

この本は、たぶん大人になった今読み返すとまただいぶ印象が違うんだろうと思うんですが、当時の印象はとにかく 暗い、哀しい、という思いが強く残っています。

私の中で、一つのトラウマとなっています。

そして、私自身、彼女の「想い」に共感できる部分がとても多くて、自分もなんだか、暗い、哀しい人間なのかな、って思ったりしてました。

私は夜よりも、この明け方の「蒼い時」がとても怖いです。
怖いという気持ちは、霊的な怖さでなく、大地や空や宇宙に対する脅威の恐怖です。

外国の方が良く使う、「fear of god」の感じです。

自分も宇宙の一部なんだという事実を魂に打ち付けられるような、心が宇宙に戻されてしまうような恐怖です。

自分が人間ではなく、一つの魂(エネルギー体)のようなものに感じて、空を見るのが怖いのです。

それはなんだか、
懐かしい、といった気持ちに近いです。

もしかして、蒼い時とは、以前そこに存在していた自分を思い出してしまうのかもしれないです。

そこ、とは、
宇宙なのか、天なのか、
自分の本当のふるさと、居場所なんだと想います。

人間は、魂のエネルギー体なのです。
そして肉体は、単なる「殻」なのです。
その 宇宙の原理 が1番 理解できる瞬間、それが「蒼い時」なのです。

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