以前、前世を見に行ったときの体験話です。
そこで見た「時間」という概念、
人によって、状況によって、場所によって、立場によって、時間の感じ方や流れ、考え方が違うんだと知りました。
それは、前世の私が、現代の私に教えてくれた
新たな「気づき」でした。
以前、前世療法を受けました。
前世療法(ヒプノセラピー)は、自分の過去世を探るセラピーです。
師匠の誘導により自分の前世の世界へ入っていくのですが、その時の私は1000年ほど前の平安時代に辿り着きました。
降り立った場所は、いきなりこんな場面でした![]()
↓

手前が現代の私。十二単の彼女は前世の私のようです。
あー、
前世、これなんだぁ~・・・
そんな風に眺めていたらヒプノを誘導する先生の言葉がささやかれます。
「前世の自分を見て印象はどうですか?」
そう聞かれて即座に感じた前世の彼女の印象は、、、、
「ヒマそ~~~~~!」
でした。
なぜか、優美なこの世界観を目の前にしながらそれに感動するでもなく、
そのいでたちを「ひまそうだな・・・」と批判的に見る自分。
前世の自分に会えた喜びや感動やもろもろは一切ありません。
その彼女の後姿を見た瞬間に「ヒマそうだな」なんて思うとは私も失礼な人間です。
これが前世の私か。
初めまして~!
みたいなお互いの交流は皆無でした。
十二単の彼女は顔を決してこちらに見せません。
背後に私がいることが分かっているはずなのに、敢えて私を見ようとせずシカトしている感じでした。
私はそれが感じ取れました。
前世の私もずいぶん失礼なヤツやな・・・と感じを受けました。
※前世療法はセラピストの誘導により、お互い人格交代ができます。
ここで、前世の彼女のこころが私の中に入って、私の心を彼女に見せるという試みました。
前世の彼女が私の中に入り、いきなりこういいました。
「なになに?この頭の中、ぐちゃぐちゃじゃない!

あなた、気がおかしくなっているの?
この思考回路の入り乱れた状態は一体どういうこと?
はぁ??よくこんなんで正気でいられるね!」
※キャラがきつい女性でした。。。
いきなり彼女は私の中に入って、開口一番この言葉を私に投げかけたんです。
久しぶり~
とか、
おお~ これが未来の自分かぁ、初めまして~
とか、
やっぱり無いんよね。。。
1000年まえからぶっきらぼうは変わらないようだ。。。。。
私は彼女の顔を見たいと思いませんでした。(見るのが怖いと思いました)
彼女も断固私を見ようとしない。
私たちは同じ人物のはずなのに、なんだか他人みたいなよそよそしさを感じ、近くにいるのに距離を感じました。
自分ではない、他人行儀な距離感・・・・・![]()
私は前世の彼女を「ヒマでつまらない毎日を過ごす人」と感じ、
彼女は私のことを「思考が炸裂しすぎて精神的におかしくなっている人」
と見ていました。
実は私が最初にこの前世に降り立った時、そこはまだ明るくて昼間でした。
しかし、時の流れが異常に早いのです。
私が彼女をヒマそうだ、ヒマそうだと感じている間にも、
時間はどんどん流れ、あっという間に夕暮れになり、
そして、とうとう夜になっていました。
上の画像は、その、時間の流れの速さの中で感じた風景です。
その間、ずっと彼女は後ろを向いたまま、
ただ、ただ、外を眺めるだけで居るんです。
それがどうやら彼女の一日の過ごし方らしいのです。
私は彼女に聞きたいことがありました。
「そんな風に何もしないでボーっと外を眺めるだけの毎日。つまらなくない?何が楽しみなの?そんな毎日で退屈しないの?」と。
私は、何もせず、することがなく、外を見ているだけの毎日を過ごす彼女が、
退屈すぎて死にそう!に感じました。
しかし、それは現代の私の勝手な解釈、概念に過ぎなかったのです。
現代ならば、縁側でお団子食べながら一日外を眺めるだけの毎日なんて、ヒマすぎて死にそう、と思います。
時間がちっとも経たなくて、することもなくてじっとしているのが退屈・・・そんな気持ちです。
しかしこの前世の時代では、時がどんどん経過して一日がとても早くて、ヒマを感じるというよりは時間が早すぎてめまぐるしく日々が過ぎていく印象。
人生はあっという間に終わってしまうものだと感じます。
そして彼女はその間、ずっと外を見ているだけ。
そして私はその間、ずっと彼女の後姿を見ているだけだったんです。
私も彼女と同じ「時の流れの早さ」をそのとき同時に感じていたのでした。
現世の私に「ヒマで退屈しないの?何が人生楽しいの?」と言われた前世の自分が、その時言い返してきた言葉があまりに今の自分には衝撃的な言葉で強いショックを受けました。
「なぜ私のこの姿が退屈そうだと見えるのか?
私は今、春夏秋冬の季節を肌で感じ、移り行く風景を美しく感じ、それを眺めて暮らすことが毎日とても楽しい。
花が咲き、鳥が鳴き、心地よい爽風が漂い、すすきが揺れ動き、雪が降り、そしてまた花が咲く。
そんな自然の中で時の流れを静かに感じることが出来る自分がとても幸せなのです。
それよりもあなたはどうなのですか。
息つくまもなく24時間絶えず時間に追われ、季節を感じず、花を愛でず、鳥の種類も知らず、おいしい食べ物もろくに味わうこともせず、
ただただ時の流れに支配され過ごしていくだけの忙しくする日々が、そんな生活のどこが楽しいのか。
あなたは毎日何を見てるのか。
何を感じているのか。」

まさに青天の霹靂でした。
そんな厳しい言葉を投げつけられ、同じ自分でも、こうも温度差があることに衝撃を受けました。
先ほどから感じるこの空気の違和感、
彼女との距離感、
自分が自分でない寂しさをずっと感じていました。
太陽が昇ってから日が沈むまで、1000年前も今もそのシステムは変わっていないはずなのに、
この時間の捉え方の違い、その過ごし方の違い、情緒の違い・・・
彼女は、「今、このとき、この瞬間」を大切に生きている。
現世の私は、「未来のために」「今」を生きているんだと。
そして、自分が正しいと思っていたことが、
この時いとも簡単に崩れ落ちてしまったのでした。
To be continued….. 次回へつづく。







