4. 美と健康

冷えは怖い!美の敵は低体温

体が冷えるとどうなるのでしょう。
体温が下がると血管がキュッと締まって硬くなり、血流が悪くなります。
冷えた肉の脂を想像してみてください。白く固まってしまっていますね。人の体も同じです。冷えて血がドロドロになると体温維持、消化吸収能力が低下。肌荒れや肩こり、頭痛、疲れがとれないといった不調をまねきます。

冷えは「酵素」の働きにも影響します。
あらゆる生命活動にかかわっている「酵素」が最もいきいきと働く体温は、成人で36.5℃~37℃。
体温が1℃下がるとその働きが低下し、代謝が12~20%も下がります。必要なものが作れず、不要なものも排泄できなくなり、傷ついた遺伝子や細胞、組織などの修復力、活性酸素を除去する能力なども落ちてしまいます。

また、低体温により免疫力も低下します。風邪やウィルスにも弱く治りにくく、体調がすぐれないことも多くなりがち。さらに冷えが進むとがんやうつ病、不妊症といった深刻な病態につながる危険性もあります。

いつも元気でキレイにいるためには「冷え」とさよならすることが大切。
温活生活でぽかぽか美人を目指しましょう。

免疫細胞の約60%が集中すると言われる腸を冷やして免疫力を低下させ、さまざまな病気を招いてしまうこと
手足が暖かいために冷え性に気付きにくく、悪化しやすいこと


免疫力の低下

内蔵型冷え性で 一番怖いのはこの免疫力の低下 です。
内臓が冷えることで、体内の免疫細胞の60%が集中し日夜病原体と戦って体を守っている腸が冷やされてしまい、その機能を充分に発揮出来なくなることです。

体温が1℃下がると、免疫力は30%以上も下がると言われています。
結果、風邪を引きやすくなったり、病気にかかりやすくなります。風邪を繰り返し引いてしまう、というのも内蔵型冷え性の方の特徴のようです。


自覚症状がない

内蔵型冷え性は手足が暖かいため、自分が冷え性であると気付きにくいです。
そのため冷え性の対策をとる必要がないと思い、気が付いた時には冷え性が悪化しているということが多いそう。内蔵型冷え性が隠れ冷え性とも言われるのはそのためです。

血行不良を招いて身体の凝りや関節痛、神経痛を誘発する

身体が冷えると、血液の流れが悪くなりますし、そうした血行不良が首や肩、腰など身体の各部位の凝りや膝の痛みなどの関節痛を誘発してしまいます。

凝りは、慢性化するととても辛いものです。また、身体の冷えは痛みを感じやすくさせる原因にもなるため、神経痛をも引き起こし、そして更に痛みを感じるという悪循環に陥ってしまいます。

顔色が悪くなり、くすみやクマの原因にもなるので老けて見える

冷えによる血行不良は、身体だけではなく、当然顔のお肌にも悪影響をもたらします。血色が悪くなるため、顔色はどんよりとしてしまいます。

また、末梢血管の血行不良はくすみやクマを発生させるため、一段と顔色が悪く不健康に見えてしまい、実年齢よりも老けて見えてしまったり、疲れて見えてしまいます。

免疫力が低下して感染症などの病気にかかりやすくなる

体温が下がると、免疫力が低下するということは、この頃はよく知られていると思いますが、1度体温が低下すると、下がるとされている免疫力はなんと30~40%にもなります。

免疫力が低下してしまえば、当然細菌やウイルスなどに対する抵抗力が弱くなりますので、感染症などの病気にかかりやすくなってしまいます。また、病気から回復するまでの期間も、冷えがない人に比べると、長くかかってしまうでしょう。

新陳代謝が落ちてむくんだり、太りやすく痩せにくい身体になってしまう

身体が冷えることにより、新陳代謝が低下してしまいます。新陳代謝は、加齢によっても落ちてくるため、30代を過ぎると痩せにくくなったと感じている人が多いはずです。

それに加えて、身体の冷えという要素もあればますます代謝は低下して、老廃物や余分な水分などを速やかに排出できなくなってしまいます。

こうしたことにより、むくみが進んだり、太りやすく痩せにくい身体になってしまうため、ダイエットがうまく行かず、理想のスタイルを保てなくなってしまうということも、女性にとってはとても大きな悪影響と言えるでしょう。

生理痛がひどくなったり婦人病にかかりやすくなる

冷えは、生理痛をひどくさせると言われていますが、これはなぜなのかということまでは、意外と知らない女性も多いと思います。

冷えが生理痛の原因となる理由としては、やはり血流が悪くなることで、子宮や卵巣などの内蔵にもしっかりと必要な栄養素や酸素が届きにくくなってしまうからです。

これらの必要なものがきちんと届けられなければ、子宮が正常に機能することも難しくなってしまいます。そのため、ホルモンの分泌が正常に行われなかったり、溜まりすぎた老廃物が生理の時に排出される時に、激しい痛みの原因となってしまうことがあります。

こうしたことの積み重ねなどからも、婦人病にかかりやすくなってしまいますから、やはり冷えは女性にとって恐ろしいものだと、改めて認識することが大切です。

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