+霊の話

下等霊に取り憑かれないために

今からもう30年近くも前のお話なのですが、

私は当時、不思議体験ばかりしていて不安と身の危険を感じていた時期がありました。

いろいろな方のつてで、とある霊能者のセミナーに伺うことになり、

知人と一緒にでかけました。

知人は私よりも30歳以上も年上の女性でしたが、

商売をされていてチャキチャキの元気なおばちゃんでした。

彼女は商売繁盛のためにそのセミナーを受けたいと言っていました。

そのセミナーに紹介してくれた方Qさんと、おばちゃんと、

3人ででかけたのですが、セミナー会場はとても大きな体育館みたいなところで、

全国から大勢の人が集まってきていました。

会場へ私たちは入っていきましたが、

知人のおばちゃんが門から一向に入ってこないのです。

私たちは後ろを振り返り「どうしたの_?」と聞くと

彼女は真っ青な顔をして硬直していました。

彼女のところまで戻ってみて驚きました。

おばちゃんは完璧に硬直していて体が動かず、

足が前に出ない、と言うのです。

そんなバカな、と思いつつ背中を押しても手をひっぱっても動かない。

Qさんは何かを感じたらしく、おばちゃんに「手当て」をしました。

手をかざして除霊みたいなことをし出したのです。

20分ほど除霊したでしょうか、

するとおばちゃんはサーっと力が抜けて体が動くようになりました。

そして普通~に門をくぐりました。

セミナー会場では霊能者の方の有難いお話を聞いたはずですが、

内容はすっかり忘れてしまいました(;▽;)

そしてその晩。

セミナーは遠出の場所で開催されていたので私たちはその日、そこで1泊することにしました。

夕飯を食べ、団欒を取って、

それから就寝。

大広間に敷布団をならべてみんなで雑魚寝です・・・

まるで中学時代の野外活動のようで楽しかったのですが・・・

静まり返った暗闇の中、隣で寝ていたおばちゃんが急に大声で笑い出したのです。

もう度肝抜かれました。

その笑い声はもう、、、、何といえば伝わるか、、、

この世のものとも思えない、

地の底から這い出すような声、というのはまさしくこのような声だと思いました。

男の人の声?低~~い音で、笑い声というより、恨みの声みたいな不気味な音でした。

笑っているのですが、楽しそうではなく、とにかく人を馬鹿にしたような、

見下したような笑いでした。

怖くて怖くてもう私はパニックです。

どうしたら良いか分からず泣きながら布団にもぐっていました。

ずーーーーっと笑い続けているのです。

その声は止まりません。

ただただずっと笑っています。

とうとうQさんが耐えかねて再び除霊しました。

「出て行きなさい!」

と、Qさんがおばちゃんに怒鳴りました。

え!出て行くって、、、どこへ??

おばちゃんの笑いは更に強くなり、

ケラケラと高笑いになってきました。

ずっと高笑いが続きました。

その間もQさんは除霊し続けました。

そして2~30分経ったころ、おばちゃんはスッと元にもどり、

今度は泣き出したのです。

そのあいだ私もずっと横で泣いていましたよ。

本当に怖かった体験でした。

おばちゃんは正気に戻り、自分が笑っていたことをちゃんと覚えていたのですが、

それは自分が笑っていたのではないと言いました。

だれかが自分の中で笑っていて、それを違う場所から自分が見ている、という感じだったと。

悲しくて怖くて笑いを止めたくても止められなかったと。

自分の意思ではなかったというのです。

チャキチャキ元気だったおばちゃんが大泣きしてそんな話をしていました。

Qさんは私たちに話してくれました。

おばちゃんには下等霊が憑いていると。でも、バレないように普段は隠れているらしいのです。

下等霊は人の体に憑いて共に人間と生活を一緒にしたいらしいのですが、

憑いていることがバレると追い出されてしまうのでその姿を潜めているそうです。

それが今回の霊能者セミナーで姿を現してしまった。

下等霊は姿がバレてしまって楽しくてしょうがなくて、それで笑っていたらしいのです。

霊能者セミナーは徳が高い人たちが集まる高次元世界なので

下等霊が憑いているおばちゃんは中に入れなかったらしいのです。

一時的にその霊を追っ払ったので中に入れましたが、それは浄霊ではなく一時的な除霊だったので、すぐまた体の中に戻ってきてしまいます。

そして高次元世界から出たおばちゃんは下界に戻ったため、霊がまた体に戻ってきてしまったのです。

下等霊は人間の体がとても居心地がよいらしくなかなか出て行ってくれないから厄介だそうです。

その後、おばちゃんとは疎遠になってしまいました。

どうなったか分かりません。

Qさんはおばちゃんに、

商売繁盛のお参りを止めることをアドバイスしていました。

そこの動物霊が取り憑いているらしいのです。


確かに日常生活には大して支障がないので、暮らしていく上での不便はありません。

それで商売繁盛するならば商売されている方には変えられないご利益だと思います。

でも人格が変わってしまうため、お金のためなら手段を選ばないというところも出てきますし、人としての情や柔和な部分が欠落してきます。

今まで一緒に居た人たちが迷惑したり不安になり、周りから人が去っていくようになりますが本人は気づきません。

しかし今回のこのエピソードは私の中でずっと根付いていて、

人に霊が取り憑いている状態がわかるようになりました。

簡単な除霊も伝授を受けました。

そして、確固たる精神力を持って強い意思で生きていかないと、

隙を狙われていつでもどこでも霊が入り込んできます。

時には高熱が出たり病気になります。

心の病もこの類です。

健全で明るく元気な毎日を過ごせば下等霊に付け入る隙を与えません

人間は美しく清らかな生物です。

これらの霊に取り憑かれる隙を与えてはいけないのです。

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